所得税は 自分で 税金の 金額を 計算し 払います。ただし 会社で 働く人は 会社が 税金を 払う 手続きを します。
会社で 働く人の 払い方
会社で 働く人の 税金は、会社が 給与から 引いて 払います。そのため 働く人が 受け取る 給与は 税金が 引かれた 後の 金額になります。
給与から 所得税を 引くことを 源泉徴収と 言います。源泉徴収する 金額は その人の 給与で 決まります。源泉徴収は 所得税を 先に 払う 制度です。毎年 12月に 源泉徴収で 払った 所得税と 正しい 所得税を 比べる 作業が あります。これを 年末調整と 言います。もし 源泉徴収で 税金を たくさん 払っていたら、その分の お金が 戻ってきます。年末調整の 手続きは 会社が します。
自営業の 人の 払い方
個人で 働く 自営業の 人は 自分で 手続きをします。税金の 金額を 計算し、税務署へ それを 知らせる 書類を 出します。これを 確定申告と 言います。
個人の 仕事で 受け取る 報酬も 源泉徴収されています。源泉徴収の 所得税と 確定申告で 計算した 所得税を 比べます。もし 源泉徴収で 税金を 多く 払っていたら、確定申告が 終わると その分の お金が 戻ってきます。
源泉徴収の 税金では 足りないときは、納付書を 使って 銀行などから 払います。払う日は 確定申告の 終わる日までです。