最低賃金とは 会社が 労働者へ 払わなければならない 一番 少ない 金額のことです。1時間あたりの 金額で 決められています。最低賃金は 法律で 決められています。会社は これに 違反しては いけません。
最低賃金は 都道府県ごとに 決まっています。都市のほうが 最低賃金は 高くなりやすいです。今の 最低賃金は ここから 確認 できます。
最低賃金以上かを 確認する 方法
月給で 働く人が 最低賃金以上の 給与を もらっているかを 確認する 方法を 説明します。次の 計算をします。
(月の 給与×12カ月)÷年の 労働時間
計算の 結果が 最低賃金以上で あるかどうかで 確認します。
月の 給与
最低賃金を 確認するときに 給与に 含めて 計算するものと 含めないものが あります。
給与に 含めるものの 例
- 基本給
- 役職手当
給与に 含めないものの 例
- 時間外手当
- 休日出勤手当
- 深夜手当
- 通勤手当
例を 出して 計算します。
基本給 | 120,000円 |
役職手当 | 30,000円 |
通勤手当 | 5,000円 |
時間外手当 | 35,000円 |
この人の 最低賃金を 確認するときの 月の 給与は 150,000円です。
年の 労働時間
年の 労働時間は 会社が 決めている 年間の 所定労働日数と 1日の 所定労働時間を かけて 計算します。
例を 出して 計算します。
年間所定労働日数 | 250日 |
所定労働時間 | 8時間 |
この 人の 年の 労働時間は 2,000時間です。
最低賃金と 比べる
上の 例で 最低賃金と 比べてみます。この 人の 住む 県の 最低賃金が 850円だとします。
まず、【(月の 給与×12カ月)÷年の 労働時間】を 計算します。(150,000円×12カ月)÷2,000時間=900円です。計算の 結果は 最低賃金の 850円以上でした。最低賃金以上で 働いていることが 確認 できました。